温泉地である我が町
赤湯温泉。町の中には、100円~200円で入れる温泉の公衆浴場が点在している。
*市のHP:赤湯温泉公衆浴場の紹介
我が家から最寄(徒歩1分)の公衆浴場『烏帽子湯(えぼしゆ)』が現在改装中だ。ここはなにかと思い出深い場所だ。
*写真は市のHPより
幼馴染の祖父との懐かしい思い出
僕らが小さいころは50円で入れたこともあって(今は100円)、近隣には自宅にお風呂を作らないところもあった。「幼馴染の祖父」もまさにそうで烏帽子湯に入りに行くと必ず会ったわけだが、脱衣場から浴場にガラリと入ってきて僕の姿を見つけるなり、大声で名前を呼んで声かけてくれるのが通例だった。それはもう、山びこに向かってるのかっていうぐらい力いっぱい。自分の名前をあんなに大声で呼ばれる経験もなかなかない。それぐらいでかい。風呂場なのでしかも響く。いま思い返してみても思わず笑いそうになってしまう。
ずっと市議を務めていた方で、よく遊びに行ってたものだから可愛がってももらったし怒られもしたしで、いや懐かしい。豪快さと気遣いと、子供心にいろいろ学ばせてもらった。
この熱さは観光資源。体験してみてください
ところでこの烏帽子湯、とにかくお湯が熱い。
脱衣所に設置されている温度計は42度となっているが、体感的にはそれ以上だ。
帰郷した当時、10数年ぶりに入りにいったのだが、熱すぎてものの10秒ほどしか入ってられなかったほどだ。
この熱いのは昔からで、僕らが小さいときは「水でぬるくしようとするとおじさんたちに怒られた」ものである。慣れると、あの熱さじゃないと物足りなくなるのであろう。
あの暑さはそれだけで観光資源になるのではないかと密かに思っている。市外から来た人には入ってみてもらいたい。一見さんにとっては、歯を食いしばらないと入れない熱さである。
今年できる新しい温泉施設
今年は新しい温浴施設もできる。→新しい施設の詳細デザインに須藤修くんも参加しているそうで、楽しみなことこの上ない。
湯札(浴場のチケット)を握り締めて熱っつい湯に我慢して入ったみたいな僕らが持つ思い出を、子どもたちも新しい施設で作るんでしょうね。
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